秋分(しゅうぶん)
- 9月23日頃
- 黄経180度
春分と同じく昼夜の長さが同じになる日。この日を境に昼が短くなっていく。
秋分は「秋の彼岸」の中日にあたり、極楽浄土があるとされる真西に太陽が没することから、日没が拝まれることもある。また「秋分の日」とも言われ、「先祖を敬い、亡くなった人を偲ぶ」という趣旨の国民の祝日でもある。
秋分の七十二候
初候:雷乃収声
【時期】9月23日~27日頃
【読み】かみなりすなわちこえをおさむ
【意味】雷が鳴らなくなる
![【秋分初候】かみなりすなわちこえをおさむ](https://coyomi.info/wp/wp-content/uploads/2022/09/syuubun01-150x150.png)
秋のお彼岸の頃になると、夏の間に夕立とともに鳴っていた雷が聞こえなくなります。入道雲も消えて、澄んだ秋空にイワシ雲が広がります。
次候:蟄虫坏戸
【時期】9月28日~10月2日頃
【読み】むしかくれてとをふさぐ
【意味】虫たちが巣ごもりの準備をはじめ土へ潜っていく
![【秋分次候】むしかくれてとをふさぐ](https://coyomi.info/wp/wp-content/uploads/2022/09/syuubun02-150x150.png)
気温が下がり始めたことを感じた虫たちが、寒さを越すために穴や隙間に入ったり土に潜ったりして、冬ごもりの支度を始めます。
末候:水始涸
【時期】10月3日~7日頃
【読み】みずはじめてかるる
【意味】田んぼの水が抜かれて涸れる時期
![【秋分末候】みずはじめてかるる](https://coyomi.info/wp/wp-content/uploads/2022/09/syuubun03-150x150.png)
秋の収穫も最盛期を迎え、田んぼから水が抜かれます。また冬が近づくにつれて雨が降る日が減ると、草は枯れ、次第に空気も乾燥します。